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   信号データ
     各種信号とデータ形式


RS-232C

数mから15m程度までの距離に用いられる。
電圧レベル(論理)は  +5〜15V (0) と −5〜15V (1)
MAX232等の専用ドライバー、レシーバーが使われる。

通信速度(baud rate) 110,300,600,1200,2400,4800,9600,14400,19200,38400,56000,57600,115200,128000

最も簡単な相互クロス接続は
 TXD---→RXD
 RXD←---TXD
 CTS←---RTS
 RTS---→CTS
 GND----GND
となる。双方向通信ではなく片方向の場合は
 TXD---→RXD
 CTS←---RTS
 GND----GND
のような接続も可能である。
一般的に、DTRとDSRは自己装置内でのループ接続でも構わない。
信号線での送信要求=1(あり)は、反転ドライバーを使うため、CPU出力はL(0V)である。


RS-232C クロス接続 (9pin-9pin)



クロス接続は、「PC対PC」 「端末対端末」 のように、相手が対等の機器間の接続に使用される。
RXDとTXDだけクロス接続し、DTR-DSR, RTS-CTS は、相手機器に接続しないで、自己ループ接続する場合もある。


RS-232C ストレート接続 (9pin-9pin)



ストレート接続は、「PC対モデム」のように、ホストと端末の区分が明確な場合に用いられる。


RS22C クロス接続 (25pin - 9pin)

TXD ---- RX  

RXD ---- TX  

CTS ---- DTR

GND ---- GND

RTS ---- DSR

DSR ---- RTS 

20 DTR --- CTS


I2C
同一基板内、最大でも数10cm程度の距離間の通信を対象としている。
EEPROM、低速DAコンバータなど

信号線は SDA(データ) と SCL(クロック) の二本、電源線はVddとGND.
信号線はオープンドレイン回路、抵抗でプルアップされる。
マスターデバイスがSCL信号によって通信の開始、クロック信号、通信の終了をおこなう。
マスターが送受信相手のスレーブアドレスを指定する(0は全てのスレーブを指定)
SCL=H の時のSDA がデータとなる。
通信開始(スタートコンデション)は、SCL=H で SDA=↓
通信停止(ストップコンデション)は、SCL=H で SDA=↑
受信側はデータが正常に受信できたらACKを返す。
標準速度は100Kbps、ファストモードで400Kbps、ハイスピードモードで3.4Mbps

バイトフォーマット

@マスタがスタートコンデションを出力
Aマスタがスレーブアドレス(7ビット)を出力
BマスタがR/W (L=書き込み)を出力
Cスレーブアドレスを指示されたデバイスがACK送出




セントロニクス(準拠) 接続 (36pin)
プリンター接続




なお、最低限の信号は下記11本
 /STB   ストローブ (Lでデータ有効)
 D1〜D8  データ
 /ACK   アック (プリンター側データ取込み完了でL)
 BUSY   プリンター装置Busyの時H




インテルHEX形式データ

通常データ行


 チェックサム: ”:”を含まない バイト長データからチェックサムデータまで加算した下位8ビット値を0となる。



最終行


なお、上記以外に拡張アドレス行がある(省略)



USB コネクター 極性














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